看護師の求人と子育てについて考えよう。
私の勤め先の隣の席の人のことが気になってしかたない。
女性なので、恋の話でもレズビアンの話でもありません。
こういっては何だけど、彼女は10人並みの風貌で、10人並みのスタイルの、どこにでもいる普通のOL。
ショートカットで、奥二重で、服装はいわゆるオフィスカジュアル。
そんな大山田さんは、どこにでもいる、私と同じようなOL。
そんな普通のOLが、私の勤め先にはたくさんいるのに、どうして彼女が気になるのかって、理由はただひとつ、汗が異常な量だから。
特別太っているわけでも、特別筋肉質で代謝がよすぎるわけでもないはずの彼女の汗の量は半端ない。
出勤したては「暑いねー」と言いながら、当然のように顔中、滝のような汗。
頭部の毛穴、顔の毛穴、体の毛穴、全ての毛穴から全力で発汗しているのがわかる。
毛穴から発された汗を垂れ流しながら仕事に取りかかる前にまずは持参したタオルで汗を拭い、ウェットティッシュで汗のベタつきを拭き、さらに抑汗スプレーをまんべんなくかけるけれど、正直一切そんなものは役に立っていない。
その儀式とも言える日々の繰り返し作業を終えた後、仕事に取りかかるけれど、一切の行為を無駄にするかのような発汗。
再び「暑いねー」と軽い口調で彼女は言うけれど、オフィスのエアコンが効いていないわけではない。
節電の夏とはいえ、不快ではない程度の室温になっている。
だのに、滴り落ちるの汗。
デブやマッチョの男性社員でさえ、汗をかいていないのに、コピーを取りに行くだけで彼女の額を汗がつたうのを見る度に、多汗症っていう病気なんだよ、病院に行って相談すべきだよ、と教えてあげるか迷い、その勇気が出ない。
ただただ彼女のことを、正しくは彼女の体内の水分について気になる日々を送っている。
多汗症を治療するための病院の選び方も、彼女に教えてあげるべきだろうか。